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【ネタバレ感想】ガンダムTHE ORIGIN Ⅵ 誕生赤い彗星でORIGIN完結 初めてガンダム見るならORIGINから

2018年5月5日公開の機動戦士ガンダムTHE ORIGIN Ⅵ 誕生赤い彗星、ファーストガンダムは絵柄的にちょっと敬遠していたわたしのために作られたかのような作品で、初回公開時から見ておりました。

このGW、Amazonプライムの見放題にこれまでのガンダムTHE ORIGINのⅣのシャアセイラ編までが加わってて、Vの激突ルウム会戦をアベマの放送で見終わったら、ちょうど完結編の「誕生赤い彗星」の劇場公開に間に合ったんですよね!5日の夜分で行ってきました!

良かった!とくに最後の締め方がすごく良かった!

[aside type=”warning”]この記事はネタバレがあります。まだ見てない人でネタバレ嫌な人はご注意ください。にわかレベルのいちガンダムファンの一人としての感想です。またファーストから見直すので、今後感想は変わると思います。[/aside]

ガンダムTHE ORIGIN 完結 現代の技術でモビルスーツがぬるぬる動いてる

しょっぱなから前作の「激突 ルウム会戦」の続きです。前置きとか長ったらしくなく始まりまって軽快なスタート。

作画がすごいです。隊列を組んだ艦隊が圧巻。

艦船中心の中に、ジオン軍のモビルスーツが目の錯覚みたいにちらほらするんです。

リアルにひと時代昔の海戦みたいな布陣で、連邦軍は戦闘機みたいのを射出して対抗してたんですがモビルスーツの機動性には歯が立たないっていう。

足の重い艦船同士の戦いだと主力砲の撃ち合いばっかりになっちゃうんだけど、そこにモビルスーツが機動性をもって数機で活躍するっていう戦闘図が現代アニメの技術をフルに使って表現されてました。

ただ、あ、宇宙でも燃えるんだ、とは思った。宇宙では火燃えなくない?と思った。

残念ポイントはシャアが少なかったところ もっとシャアを!

いやシャアはすごかったんですけど、もっとすごいでしょ?という感想。

連邦軍とジオン軍の戦力差がものすごいんです。モビルスーツがいかに機動性がいいとはいえ焼け石に水くらいな物量差なんですよ。

その中をシャアは単騎で切り込んで、限られたマガジン(弾倉)を無駄にすることなく一発で1艦隊を落としてくんです。

で、落ちる艦を足蹴にして次の標的へ向かう、みたいなミラクルなたちまわりをしてたんですが、もうそこもっとていねいに!!

そこをみたいんですーー!みたいな気持ちでいっぱいだった。

予備マガジン渡しましょうかって言われたのをシャアはかっこよく断ったんですけど、そのあと丸腰でどう切り抜けたん!?

もう残念ポイントと言えばそれだけ。

黒い三連星もシャアザクもめちゃくちゃかっこよかったからもっとみたかった。

そしてファーストガンダムへ繋がっていく 最高の終わり方

ラスト、めっちゃよかった(語彙力)

もともとガンダムTHE ORIGINは、古い作画のファーストガンダムへ新参者を現代のアニメーションで取り込む、みたいな触れ込みで始まったと記憶してるんですが、ほんとにファースト見たくなった。

ああここから1話へ…ていう感慨深い気持ちになった。

和平交渉と言いつつ戦争継続ありきで交渉が仕組まれている妙なリアリティとか、無邪気なガルマは陰謀の渦にのまれてく様子とか、最後ストーリーは丁寧に描かれてて、ほんとに1話へうまくつなげてました。

そしてガルマの坊やっぷりが随所随所に散りばめられていて、ほどよくストーリーを和ませてくれます。

レビル長官はデギン総統と直接和平の話をしたのに、なんであんな演説になったんだろうか。はなから停戦する気はなかったということかな。

ジオンのトップ、デギン総統が早期講和を望みガルマを前線へやりたくなかったのに、皮肉な結果になるなぁと思いました。

Amazonプライムの見放題でガンダムTHE ORIGINE全作みられるうちに、もう一回通して見ておこうと思います。不意に有料に変わるので、プライム契約してる人は今のうちです(2018年5月6日時点)