ブランカ。ブランカー！BANANA FISHな苦しさが募ってくる回でした。観終わったらくぅ…と胸を押さえること必死。
サブタイトルは「海流の中の島々」これはもうまさにBANANAFISH！て感じのヘミングウェイ。ブランカが読んでた本です。
原作が至高。読んで損なしの不朽の名作
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BANANA FISH＃18 あらすじ
目の前でキッパードが撃たれ、ホルストック事故死のニュースを見たアッシュは、自分を超える実力の持ち主に狙われていることを知る。自分の推測の正しさを確かめたアッシュは、英二を狙われていることを知り、英二を守り抜くことを決意した。
手に入れたバナナフィッシュの情報も、ドースン博士も、すべて英二を守るためならと、自らもー。
感想：ブランカとアッシュ
ブランカの強さと優しさ。アッシュの強さと弱さ。このせめぎ合いが苦しい。
英二とアッシュが本当に仲良し
キッパードのところから英二の元に帰ってきたアッシュ、めっちゃくちゃ素なんですよね。英二の前では無防備に眠るし、寝起き晒すし憎まれ口叩くし。
自分で手をつけたのに「誰か食ってある」っていうアッシュめっちゃかわいくて好き。エビとアボカドのサラダを「うまいや」って食べる無邪気さ、英二の前でしか出さないからこそグッとくる。
エビとアボカドのサラダ食べたくなる。
ブランカは月龍もてなづけてる
月龍の正直じゃなさ、継続。シン早く！アッシュの気を引きたくて挑発してるのに全然手応えなくて怒っちゃうあたり、もう、なんかとっても不器用。
でもブランカは月龍のこともあれわかってますよね。子どもの相手してる感出てる。月龍はもう英二とアッシュが羨ましくて仕方ないんだよなあ。
ブランカが強すぎる（精神的にも）
ブランカはアッシュの味方だとは思うんです。でもゴルツィネの元で生きろ、そのための術は惜しみなく教える、っていうアッシュへのスタンスはどうかなって思うんですよね。
富と権力、一般的な成功の正解はゴルツィネを利用するつもりで彼の元で生きることかもしれないけど、それって親が子どもに「あなたのためを思って」で押し付けるのと一緒な気がする。
アッシュはブランカには絶対敵わないと知っているしゴルツィネに雇われているだけとわかっているけど、それでも頼りたくなる強さがあるんだと思う。
ブランカは絶対聞いてくれないと知っていてもなお「英二を殺さないでくれ」と頼むアッシュの心情に胸が締め付けられる…。
毎回思うけど、エンディングにつなぐ方法がめちゃくちゃいい。高まった気持ちをガンガン追い詰めてくるよね。エンディング単体で聞くより、アニメと一緒に聞く方が断然高まる。
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