はしょりスギィ!
サブタイトルは今回もヘミングウェイ
オーサーのオタオタとシン&月龍で始まる12話…。もうほんと、はしょりすぎ。
原作が至高。読んで損なしの不朽の名作
→原作コミックスはこちら
BANANA FISH#12 あらすじ
前回の終わりのところで腹心の部下だったウーキーをアッシュにやられたオーサーのもとに、次々と仲間がやられたという連絡が届く。
アッシュはゴルツィネのオフィス近くに借りたペントハウスを拠点に、着々と冷酷にオーサーの力を削いでいく。
マンハッタンを制圧すべく、アッシュは第3勢力のブラックサバスのボス、ケインと会う。
その一方でアッシュは英二を日本へ返す手はずもすすめていた。
原作のこのシーンが好きな人も多いはず!(2回目)
前も書いたけど、ここら辺は原作好きなら絶対好きなシーンのはず。
今回はしょりすぎなんですよ!なんか間がない。極端に間がなくて、事務的な流れ。
- アッシュのピザ屋コス
- ケインとのミュージアムでの合流
- NY図書館での「出よう」
- ゴルツィネにエメラルド返してなくない…?
- あと車の鍵も返してない…?
とりあえず気づいたのはこのあたり。
細かいセリフが省かれてるせいで、アッシュの異端性を薄めちゃってる気がました。
アッシュがピザ屋になりすましてマックスを尋ねるくだりが、電話になってるからイベさんの「I’m sorry」がなんか浮いてるんです。
さらにアッシュがパスポートを誤魔化すっていうところが省かれてるから、アッシュはただ飛行機のチケットを用意しただけ。
だからアッシュが英二とはかけ離れた世界にいる感じが薄くなってしまってる気がするんですよね…。
そして「ニュース見てればわかる」「なにそれ新しいコラムのテーマ?」というマックスとのやりとりがないから、なんか、アッシュの去り際の言葉がすごく深刻に聞こえる。
あの流れだったら普通にマックスはなんかおかしいって気がつくはず。
英二が中国人家政婦と間違えられてるっていうセリフも削られてたから、昨今の社会事情からして削らざるをえないのかなあと推測。
やっぱり原作が至高だな、と今回の放送をみて思いました。
英二がちゃんとパジャマ着て寝てるのが、アニメならではの演出だなあと思いました。パジャマ着てるだけで、アッシュとは生きる世界が違うって感じが出てます。
メガネアッシュの美しさは忠実…。
でも、だからこそストリートギャングのアッシュがミュージアムに出入りしている、というギャップをもっと丁寧に書いて欲しいなー(ブツブツ)
サブタイトルが「持つと持たぬと」だからなおさら対比となるように描いて欲しかった。
おそらく来週1話分でオーサーとの決闘ですね。
なんか心配になってきたど、シンもいるし観るしかない。