へェーーッサアァアーー!フッバッサ!でアマレンドラ が山車をひいて扉ぶち破ってくるとこが好きです。
先日バーフバリ2王の凱旋見たっていうレビュー記事書いたんですが、バーフバリ1、伝説誕生もみたら余計にどハマりしました。ストーリーがつながったらもうなんか感動してしまって。
ストーリーも見せ場もほんと好き!てなったので登場人物、ストーリーについての考察をだらだら思うままに書き連ねます。
めっちゃネタバレしてます。
とりあえずサクッとみたい人はU-NEXTで配信されてるので、是非。
親しみを込めて劇中にならってアマレンドラをバーフ、バラーラデーヴァをバラーと呼ばせていただきます。
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すべての元凶はシヴァガミ様の判断ミスとブレ
もうね、これにつきると思う。
シヴァガミ様、バーフを王位につけたことに対してバラーに引け目感じたんだよね、母として。
それが哀れみとしてバラーに伝わってしまったからバラーは余計に満たされないわけで。
最高司令官だって大事な仕事で、それがバラーに適した仕事だってちゃんと言ってあげなきゃだめでしょ。
バラーがデーヴァセーナをバーフから横取りするのに母親であるシヴァガミ様を利用したように書いてるけど、ひとえに母親にバーフより認めて欲しいっていう思いがあったからだと思った。
バラーがじぶんで行動してたらデーヴァセーナを落とせた可能性は十分あったと思うよ??
バラーからしたら、ひとりじめできたはずの母親を半分以上とられて常にバーフとくらべられてきたんだよね。
だからあそこまでこじれちゃって、母親をてにかけることすらいとわなくなっちゃったんじゃないの?
だからバラーはバカだけどじぶんを肯定してくれるバカ父とはずっと一緒にいたんだと思ったんです。
バーフが言うこときかないってキレたのもブレ
王位につけたのに言うこときかないっ!て感情にまかせてキレたのも、じぶんがバーフを王位につけたっていうシヴァガミ様のおごりからきてる。
バーフに金言は届かないってシヴァガミ様言ったけど、バーフの言ってることが金言だったよね。
バーフはちゃんと教えられたことを思い出したてたよ。
我が子をさしおいて育てたのに逆らうなんて、とか可愛がってきたバーフがデーヴァセーナのほう向いたから悔しかったんだよね。なんていう典型的な嫁姑戦争。
デーヴァセーナは火に油注ぎすぎ
デーヴァセーナね!ちょっとね!気強すぎじゃないかな!
調べたところ、インドの王族の姫は旦那を複数からえらぶ権利があって婿選び会みたいなのもやるんだって。
そういうの一切無視されてバラーの嫁にって押し付けられたからデーヴァセーナは激怒したっていう背景と知って一応納得。
シヴァガミ様から特使が送られるとき「姫の意向無視していいのですか?」ていうセリフがはさまれてたのもこういう背景からなんですね(これ言ったのセートゥパティなんですよ)
とはいえね、とはいえです。
裁判ではもっときちんと主張すべきだった。あと最高司令官の解任を告げられたときも冷静に抗議すべきだった。
怒るのはよくわかる、わかるんだけども!
バラーとシヴァガミ様をあおるだけあおってバーフ焚きつける結果になっちゃって、バーフの顔も潰しちゃったと思う。

宮殿さるときまでバーフはさすがのバーフでかっこよすぎだったから良かったものの、あれ嫁としてもうすこしうまいことできなかったかなー!
あなたから何ももらってない!て言われたバーフが少しかわいそうだったもん…。
2回目みたとき、デーヴァセーナがタンカ切るたび「ああ〜(嘆)」てなって切なすぎました。
物語の裏主人公はデーヴァセーナ

で、結論バーフバリはデーヴァセーナの復讐譚だな、と。
ないがしろにされて、夫は王位につけず殺されたことに対する復讐っていうのがストーリーの背景にずっとある。
2→1→2とみてデーヴァセーナの気持ちの流れが一番とぎれなく描かれてるなと思ったんですよ。
- あー、シヴドゥきた、嬉しいだろうなー
- あっ、ここで誓ったからあんなにもゆるぎなく待てたんだ
- あつめた小枝の上にシヴドゥがバラーをうちすえたよおおお泣
シヴドゥが最後こぶしに巻きつけてバラーをタコ殴りした鎖は、かつてデーヴァセーナをつないでた鎖っていうのも、ほんとよく練られてる。
バトラの首もって軍の先頭にいたの、デーヴァセーナってとこにもよく現れてる。
気になるのは、あの気性のデーヴァセーナはカッタッパゆるせるのかな?
じぶんがカッタッパ助けてこいって発破かけたのと、カッタッパはバーフからの援護でうけとった剣でバーフ刺してる。
いかに命令だったとはいえ、シヴドゥにしたがってバラーを討ったらおまえも逝けってなりそう。身分的にも。カッタッパが裏切ってなければ、可愛い我が子をじぶんの手で育てられたわけ。アマレンドラと。
そう思うと、カッタッパを許せないと思うんだけどなぁ。
でもバラーの父親がシヴドゥの戴冠式にいたから、そこらへん無頓着なのかも。
でもデーヴァセーナ、復讐後も笑顔なかったからね。アマレンドラを失ったことは、何をもってしても埋められなかったんだと思う。
カッタッパもバラーの父親もどうでもよくなるくらい満たされました!ていうデーヴァセーナが見たかったです。
シヴドゥとアマレンドラの差は大丈夫なの?最後で霞んでしまったのが残念
バーフバリ大好きなんだけど、唯一もっとかいてほしかったのがこのデーヴァセーナの成満としてのシヴドゥの戴冠式。
あれがあっさりしすぎて泣 あの子滝登りしかしてきてないけど大丈夫?
いい服着てもアマレンドラほど風格が出ないシヴドゥはうまいこと表現されてるとは思ったけど、やっぱりもっとしっかり見たかったシーンでした。
戦い方もシヴドゥは肉弾戦中心で、パパンドラみたいに武器を華麗に使いこなす、みたいな戦いかたしない。
母親ゆずりの気の強さで父親ゆずりの運動神経をゴリ推してる感。シヴドゥは戴冠してからが大変だと思うから、戴冠式もっと丁寧に描いて締めて欲しかったな、と思う次第です。
多分それやり出したら追加で4時間くらい使うんだろうな…
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アマレンドラ・バーフバリの描かれ方
アマレンドラはインドの神様クリシュナ神をモデルにしているそうです。
- クリシュナっていう言葉は「濃い青」とう形容詞でもある
- ヒンドゥー暦で月が欠けていく様子を「クリシュナ・パクシャ」という
- クリシュナの異名はたくさんあり「魅了的な者」
ここまでわかって、ピンときました。だから伝説誕生の最後の合戦シーン、アマレンドラ軍のカラーが濃紺だったんです。そしてアマレンドラのでこ飾り(ビンディ)は下弦の月。
対してバラーラデーヴァのでこ飾りは太陽。バラーラデーヴァ軍のカラーは赤。
なるほどなーーーー!って思いました。アマレンドラの方が赤似合うし、主人公なら赤でしょうになんで?て思ってたのですごく納得。
戴冠式で、アマレンドラが日傘をバラーラデーヴァの上にかざしたシーン、太陽に影をさす暗喩になってるともみれます。アマレンドラ自身は新月にむかう→0にする象徴を背負っているのでね、すごい深い。
インド文化にも理解が深まるとは、まだまだバーフバリ沼は深そうです。
\願えば叶う!/
ついに!王の凱旋に引き続きバーフバリ伝説誕生の完全版も日本公開が決まりました!
壮大すぎるせいで、バーフバリ伝説誕生はバリバリカットされた国際版。
配信サービスで見られる今の伝説誕生は、私が気になって仕方なかった「マノハリ」がカットされてるんです泣
伝説誕生のノーカット完全版の公開は2018年10月26日!
伝説誕生初回視聴時の溢れる想い
▶︎【感想】バーフバリ伝説誕生(1)は王の凱旋観た後再度みるべし
王の凱旋《完全版》を観た時に迸った想い
▶︎バーフバリ王の凱旋《完全版》映画館でみる最後のチャンスを逃したら人生の損
アマレンドラ推しです
▶︎アマレンドラ・バーフバリ大好きシーン寄せ集め
本ページの情報は2018年9月時点のものです。
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